老化研究の世界的権威。老化およびがんの研究を進める中、世界オンリーワン技術であるテロメアＧテール長に基づく老化診断技術の開発に成功し、ベンチャーを起業。広島大学　細胞分子生物学研究室教授として、「患者に結びつく世界トップレベルの基礎研究をめざす。 」ことをモットーに基礎研究を主導し、細胞老化に関わるマイクロRNAを同定した。得られた成果をがん細胞に老化のスイッチを入れる「Aging switch」のコンセプトを提唱し抗がん剤としての核酸医薬に応用するため、自身にとって2社目のベンチャーであるPURMX Therapeuticsを起業し、経営を主導。

生命科学領域/製薬業界に約40年勤務。遺伝子クローニングなど遺伝子工学の研究領域から臨床開発までを幅広く経験。約30年のキャリアを持つ臨床開発ではPhase 1からPhase 3までの国内外10試験以上のプロトコールを立案し、試験を運営。低分子から抗体医薬、リポソームやミセルなどのDDSの開発をリード。主に抗がん剤領域を中心に、循環領域、中枢領域、代謝領域にも精通する。

35年以上の医薬品開発経験を持ち、その大半を薬事・信頼性保証業務に従事。国内FIH試験からGlobal Phase 3まで幅広く様々な製剤と薬効領域に亘る臨床開発業務に携わり、日米欧の3極規制当局の折衝以外にもカナダやアジア各国の規制当局とも開発計画の協議を行ってきた。薬事戦略立案から開発計画への落とし込みまで広く責任を持つ。また、非臨床、薬事、CMCまでGXPに基づく信頼性保証業務をリードする。